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2014-12-10

パンケーキをホットケーキって言っちゃダメかしら。

流行の入れ替わりが激しいスイーツブームの中で、結構長く人気が続いているパンケーキ。ホットケーキを食べていた世代からすると、つい「ホットケーキ」って呼んでしまい、若い世代に「パンケーキですよ」と言われて笑ってごまかす。なんてこともあったりして。

パンケーキってホットケーキをちょっと薄く焼いただけなんじゃないかと、密かに疑問に思っているあなた。

そうです。ほぼ正解で~~す。

パンケーキ

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パンケーキって何?

パンケーキはpancakeと書きます。この「pan」は平鍋のことで、フライパンのパンと同じです。「cake」はケーキのほかに、平たく固めたものという意味があります。平たい鍋で小麦粉に卵や水、牛乳などを混ぜた生地を平らに焼いたものがパンケーキです。だからデザートじゃなくても、この作り方で調理したものはパンケーキ。クレープのように薄くてもパンケーキです。同じ平鍋という意味のgriddleを使ってグリドルケーキと呼ぶ国もあります。日本の「ホットケーキ」はあまり通じません。

ンじゃァ、ホットケーキってなんだべか

元々、日本にもパンケーキという名称で入ってきました。パンと区別するためにホットケーキにしたとか、温かいケーキということでホットケーキにしたとか、諸説ありますが、馴染みがなく、いろいろと誤解を受けそうなパンケーキという名称を、日本人が聞いてピンと来るように親しみやすいホットケーキという名称に置き換えたというのは理解できます。いわば、ホットケーキというのは、日本で付けられたパンケーキのネーミングなんです。

ホットケーキも最初は砂糖を使わず甘くなかったのですが、砂糖入りのホットケーキミックスが出た頃から広く親しまれるようになったので、ホットケーキ=甘いおやつとして認識されるようになりました。

 パンケーキ

ただ、時代に合わせて変化しただけ。

pancakeは日本で流行っているようなパンケーキが主流ではありますが、最初に書いたように調理法からくる名称なので、各国、種類は多岐に渡ります。

ですが、日本でパンケーキをオーダーされて、クレープくらい薄く焼いて出したら、パンケーキじゃないと怒られるかもしれませんね。それくらいpancake=今流行のパンケーキといったイメージが先行しています。

ホットケーキは日本で使う愛称なので、あくまでも日本に限って言えばですが、図にすると、こんな感じです。

洋服で例えると分りやすいかと思うのですが、スパッツをレギンス、アンクルブーツをブーティーと呼んだり、昔のチョッキがベストになり、今ではジレと呼ばれていたりしますよね。呼び方が違うと、何だかお洒落に感じますし、デザインも現在に合うようにちょっとだけ進化しています。

ホットケーキも、パンケーキからホットケーキという愛称になって、今また、パンケーキと呼ばれるようになっただけ。そして甘みや形も時代に合わせて変わっただけです。

ですから、ホットケーキもパンケーキも元は同じです。ホットケーキは、その時代の日本人の好みに合わせたパンケーキなんです。

飲食業ではパンケーキとホットケーキが今はまだ混在しているので、区別ができるように、甘さを抑えて薄くもなく厚くもなく焼いたのがパンケーキ。甘くてパンケーキよりも厚みがあるのがホットケーキということに何となく決まってきています。

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